はじめに
ママ友との会話で、延々と続く子どもの話。「うちの子、もうこんなことができるようになったの!」「この間こんな可愛いこと言っちゃって~」…。
正直、興味がない…。そんな風に感じてしまうことはありませんか?
この記事では、「他人の子どもの話、興味ない…」と思ってしまう理由や、その気持ちとの上手な付き合い方、そして円滑な人間関係を築くためのコミュニケーション術をご紹介します。
なぜ人の子どもの話しに「興味ない」と思ってしまうのか?

「他人の子どもの話、興味ない…」その気持ち、実はよくあることなんです。
でも、なぜ興味が持てないのでしょうか? いくつかの理由を考えてみましょう。
自分の子育てで精一杯
子育ては、嬉しいこともたくさんありますが、同時に悩みや不安も尽きません。
特に幼い子どもを育てているママは、毎日があっという間。睡眠不足や体力的な疲れもあり、他の子どもの話にまで気が回らない…というのは、当然のことかもしれません。
価値観や興味の違い
育ての価値観や教育方針は、人それぞれ違います。
例えば、早期教育に熱心なママの話に共感できない、お受験の話に興味がない、ということもあるでしょう。
また、子どもが同じ年齢であっても、興味を持つことや発達のペースはそれぞれです。
自分の子どもとは違うタイプの子どもの話には、なかなか興味が持てないのも無理はありません。
自慢話にうんざり
子どもの成長は嬉しいものですが、それが度を超えた自慢話になると、聞いている方はうんざりしてしまいます。
「うちの子は天才かも!」「もうこんなに難しいことができるの!」といった自慢話は、素直に喜べないどころか、劣等感を感じてしまうこともあります。
自分の子どもと比べてしまう
無意識のうちに、自分の子どもと比べてしまうことも。「うちの子はまだできないのに…」「どうしてうちの子はこんなに手がかかるんだろう…」と、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
特に、SNSでキラキラした育児風景を見ていると、自分の子育てと比べてしまい、自信を失ってしまうこともあります。
単に話題が合わない
子どもの話に限らず、話題が合わない人との会話は、誰にとっても退屈なもの。
大人同士の会話なのに、子どもの話題ばかりで盛り上がれない…という状況に、ストレスを感じてしまうのも無理はありません。
このように、様々な理由から「他人の子どもの話、興味ない…」と思ってしまうことがあります。
でも、だからといって、話を聞いているふりをしたり、無理に共感したりする必要はありません。
大切なのは、相手を傷つけずに、自分の気持ちを尊重することです。
人の子どもの話しに「興味ない」と思ってしまうのは、悪いこと?

「興味ない」と思ってしまうのは、決して悪いことではありません。誰しも、興味を持てることと持てないことがあります。
しかし、その気持ちを相手に悟られないようにすることが大切です。露骨に態度に出したり、話を遮ったりすると、相手を傷つけてしまう可能性があります。
【自分の子どもの話しばかりする人】との上手な付き合い方

「他人の子どもの話、興味ない…」と感じてしまうのは自然なことですが、良好な人間関係を築くためには、上手に付き合っていくことが大切です。
ここでは、具体的な方法をもう少し詳しくご紹介します。
相槌を打つ
話の内容に興味がなくても、「へえ~」「そうなんだ!」「すごいね!」など、相槌を打つことで、相手は「話を聞いてもらえている」と感じ、安心して会話を続けることができます。
無言でいると、「聞いてないのかな?」と不安にさせてしまうかもしれません。
相槌のバリエーションを増やすと、より自然な会話に繋がります。
「それでそれで?」「その後どうなったの?」など、相手の話に興味を持っていることを示す相槌も効果的です。
質問をする
「何歳から始めたの?」「どんな風に練習したの?」「どこで習っているの?」など、質問をすることで、会話が弾みやすくなります。
質問は、相手の話に興味を持っていることを示すだけでなく、より具体的な情報を引き出すことにも繋がります。ただし、質問攻めにならないように注意しましょう。
自分の話もする
相手の話ばかりではなく、自分の子どもの話もすることで、会話のバランスが取れます。
ただし、自慢話にならないように注意しましょう。
「うちの子も最近こんなことができるようになったよ」など、相手の子どもと比較するような発言は避け、あくまでも共有する気持ちで話しましょう。
共通の話題を見つける
子どもの話以外にも、共通の話題を見つけてみましょう。同じ地域に住んでいる場合は、地域のイベントやお店の情報など、共通の話題が見つかりやすいでしょう。
趣味や仕事の話など、お互いに興味を持てる話題が見つかれば、会話が盛り上がります。
共通の話題を見つけることは、相手との距離を縮めるきっかけにもなるでしょう。
無理に合わせない
どうしても興味が持てない場合は、無理に合わせなくても大丈夫です。
「今日はちょっと疲れているから、また今度ゆっくり聞かせてね」など、やんわりと断ることも大切です。
無理に話を合わせようとすると、表情や態度に出てしまい、相手を不快にさせてしまう可能性があります。
これらのコミュニケーション術を参考に、相手を尊重しながら会話を進めることで、良好な人間関係を築くことができます。
まとめ
この記事では、「他人の子どもの話、興味ない…」と感じてしまう理由や、その気持ちとの上手な付き合い方、そして円滑な人間関係を築くためのコミュニケーション術をご紹介しました。
他人の子どもの話に興味が持てないのは、決して珍しいことではありません。
自分の子育てで精一杯だったり、価値観が違ったり、自慢話にうんざりしたり…様々な理由があるでしょう。
しかし、相手を尊重し、上手にコミュニケーションをとることで、良好な人間関係を築き、子育てをより楽しく充実したものにすることができます。
「興味がない」と感じてしまう自分を責める必要はありません。
この記事でご紹介した方法を参考に、肩の力を抜いて、ママ友との会話を楽しんでくださいね。
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