【経験談】子供の熱が下がらない!そんな時に試した対処法と病院へ行く目安
「また熱?風邪かな?」
子供を持つ親なら、誰もが経験するであろう子供の急な発熱。多くの場合、解熱剤を使ったり、安静にしたりすることで熱は下がっていきます。
しかし、中には数日経っても熱が下がらない、むしろ悪化していくケースもあります。そんな時、親としては不安でたまりませんよね。
今回は、私の子供が熱を出した時の体験談を通して、病院へ行く目安やセカンドオピニオンの大切さについてお話したいと思います。
体験談
私は2歳と4歳の子どもを育てる2児の母です。
そんな私が実際に体験した「何日たっても下がらない熱とセカンドピニオンの重要性」について体験した話しを紹介します。
かかりつけ医での診断と、拭えない不安
ある日、息子が40度を超える高熱を出しました。
近所のかかりつけ医を受診すると、「風邪でしょう。水分をたくさん摂らせて、安静にして様子を見てください」との診断。
処方された薬を飲ませ、看病を続けましたが、3日経っても熱は下がりません。それどころか、咳が出始め、息苦しそうにする様子も見られました。
「もしかして、風邪じゃないのかも…」
そんな不安が頭をよぎりましたが、「様子を見ましょう」と言われた手前、病院へ行くのも気が引けます。
セカンドオピニオンの決断
しかし、息子の様子は悪くなる一方で、夜も眠れないほど咳き込んでいました。
普段高熱があっても割と元気な息子ですが、このときはいつもよりつらそうに感じたのです。
「このままではいけない」
そう思い、意を決して別の病院を受診することにしました。
そこでは、インフルエンザやコロナウイルスの検査に加え、マイコプラズマ肺炎の検査もしてもらいました。結果は全て陰性。
「熱が下がらないのはよくあること。水分をよくとって、5日経っても改善が見られなければまた来てください」
そう言われましたが、息子の苦しそうな姿を見ていると、とても5日も待てそうにありません。
親の勘を信じて、大学病院へ
帰宅後も息子は一向に回復せず、むしろ一層ひどくなっているように感じました。
「もし大きな病気が隠れていたらどうしよう…」
藁にもすがる思いで、翌朝一番に大学病院へ向かいました。
そこでの血液検査とレントゲン検査の結果、息子は肺炎にかかっていることが判明。
聴診器で胸の音を聞いた段階では、「肺炎ではなさそうだね」と大学病院の先生もいっていたのです。
詳しい検査をしてくれたお陰で、肺炎であると判明しました。
幸い、入院にはならず抗生物質を飲んで、1日おきに通院する形に。
抗生物質のお陰で息子はみるみる回復し、数日後には無事に解熱しました。
セカンドオピニオンの重要性
今回の経験を通して、私はセカンドオピニオンの重要性を痛感しました。
もしあの時、セカンドオピニオンを受けずにいたら、息子の症状はさらに悪化し、取り返しのつかないことになっていたかもしれません。
上記のような場合には、迷わずセカンドオピニオンを受けるべきです。
紹介状がなくても大丈夫?
セカンドオピニオンを受ける際、紹介状が必要かどうか悩む方もいるかもしれません。
紹介状があれば、検査結果や治療経過などの情報が共有され、スムーズに診療を受けられます。
しかし、紹介状がなくても、多くの病院ではセカンドオピニオンを受け付けています。
紹介状がない場合、通常の料金に特別な初診料がかかるため注意が必要です。
これは、子ども医療費の対象外で実費で7,000円支払う必要があります。
私は、「かかりつけ医に様子をみるように言われたのに、紹介状をかいてください!とは言い出せないな…」と悩み、紹介状内で初診料を払って受診しました。
参照:政府広報オンライン
子供の異変に気づけるのは親しかいない
今回の経験で痛感したのは、「子供の異変にいち早く気づけるのは、毎日一緒にいる親しかいない」ということです。
医師の診断を鵜呑みにせず、自分の目で見て、肌で感じたことを信じることも大切です。
そして、もし少しでも不安を感じたら、ためらわずにセカンドオピニオンを求めましょう。
子供の命を守るために、親としてできることはたくさんあります。
まとめ
この記事では、私の体験談を通して、子供の熱が下がらない時に親が取るべき行動についてお伝えしました。
「様子を見ましょう」と言われたとしても、子どもの様子がおかしいと感じたら、迷わずセカンドオピニオンを求める勇気を持ってください。
紹介状がなくても、多くの病院でセカンドオピニオンを受け付けています。
紹介状がない場合、初診料や検査費用など、別途費用が発生する場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
この記事が、同じように悩む親御さんの参考になれば幸いです。
子供の異変にいち早く気づけるのは、毎日一緒にいる親だけです。
大切な我が子の命を守るために、できる限りのことをしてあげましょう。
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