【体験談】子供が抗生物質を飲んでくれない時の対処法と飲ませ方のコツ

子育て
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【体験談】子供が抗生物質を飲んでくれない時の対処法と飲ませ方のコツ

「せっかく病院でもらった薬なのに、全然飲んでくれない…」

「どうすれば抗生物質を飲んでくれるようになるんだろう?」

子供が薬を嫌がって困っている親御さんは多いのではないでしょうか?

特に、苦みが強い抗生物質は、子供にとって大きな試練ですよね。

今回は、薬嫌いな子供でも抗生物質を飲んでくれるようになる、とっておきの対処法と飲ませ方のコツをご紹介します。

抗生物質は必ず最後まで飲みきりましょう!

まず大前提として、抗生物質は、症状が改善しても、医師から指示された期間は必ず最後まで飲み切ることが大切です。

途中で飲むのをやめると、体内の細菌が完全に死滅せず、再び増殖して症状がぶり返したり、薬が効きにくい耐性菌を作り出してしまう可能性があります。

参照:厚生労働省

なぜ子供は薬を嫌がるの?

そもそも、なぜ子供は薬を嫌がるのでしょうか?

その理由はいくつか考えられます。

  • 苦い、まずい:子供は味覚が敏感なので、大人の何倍も苦みや渋みを感じやすいものです。
  • 怖い:初めて見る薬やシロップの色に恐怖心を抱いたり、飲んだ後の反応が不安になったりします。
  • 飲みにくい:粉薬は口の中に残って気持ち悪いと感じることがあります。
  • 体調が悪い:体調が悪いと、普段は飲めるものでも受け付けなくなることがあります。

これらの理由を理解した上で、子供に合わせた対処法を試してみましょう。

薬を飲ませる前の準備

薬をスムーズに飲ませるためには、事前にいくつかの準備をしておくと良いでしょう。

  1. 医師や薬剤師に相談する:薬の種類によっては、粉砕したり、他の飲み物に混ぜたりしても良いか確認しましょう。
  2. 薬の説明を聞く:薬の効果や副作用、飲み忘れた時の対処法などを確認しておきましょう。
  3. 子供に説明する:「薬を飲むと元気になるよ」「バイキンをやっつけるお薬だよ」など、子供にもわかりやすく説明してあげましょう。
  4. リラックスできる環境を作る:焦ったり怒ったりせず、穏やかな雰囲気で薬を飲ませましょう。

抗生物質を飲ませるコツ

ここからは、筆者が実際に効果のあった方法や医師に相談しアドバイスをもらった方法を紹介していきます。

1. 飲みやすく工夫する

抗生物質は、粉薬で処方されることが多いでしょう。

粉薬を飲ませるコツ

  • プリンやアイスに混ぜる
  • 練乳やチョコ味のジャムと混ぜる
  • ジュースに混ぜる(クラリスロマイシンやジスロマックなどのマクロライド系の抗生物質は酸性の飲み物に混ぜると苦みが増すため注意)
  • 「おくすり飲めたね」のチョコ味を使う

混ぜるものによっては薬の効果が変わる場合があるので、事前に医師や薬剤師に確認しましょう。

我が家では、おくすり飲めたねが活躍していました。

ぶどう味やいちご味は、苦みが増す可能性があるためチョコ味がおすすめです。

チョコ味が売っている薬局は少ないため(我が家は3軒はしごして見つかりませんでした)ネットで購入しておくことをおすすめします!

シロップの場合、混ぜることが難しいので、冷蔵庫で冷やしたり、少量ずつ口に含ませたりすると飲みやすくなります。スポイトや計量スプーンを使うのもおすすめです。

2. ご褒美作戦

薬を飲んだら、好きなお菓子やジュース、おもちゃなどを与えるというご褒美作戦も効果的です。

しかし抗生物質は、1日2~3回、数日にかけて飲む必要があります。

そのため、おもちゃなど続かないご褒美を最初に与えてしまうと、その後親が困ることになるため注意必要です。

3. 遊びを取り入れる

薬を飲むことをゲーム感覚で楽しめるように工夫するのもおすすめです。

例えば以下のような方法があります。

遊びの例

  • 薬を飲む時間を決めて、タイマーで競争する
  • 薬を飲んだらシールを貼る
  • 薬を飲んだらキャラクターになりきって遊ぶ

子供の興味を引くような工夫をしてみましょう。

どうしても飲めない時は…

上記の方法を試してもどうしても薬を飲んでくれない場合は、無理強いせず、医師や薬剤師に相談しましょう。

場合によっては、注射や点滴などの別の方法で薬を投与することも可能です。

実際に我が家は、無理やり飲ませて嘔吐させてしまった経験があり、処方してくれた薬局に電話で相談をしました。

相談した結果、薬剤師が医師と話して、翌日飲みやすい抗生物質に処方しなおしてくれたという経験があります。

まとめ

この記事では、薬嫌いのお子さんでも抗生物質を飲んでくれるようになる、様々な対処法と飲ませ方のコツをご紹介しました。

子供が薬を嫌がるのは、決して珍しいことではありません。

焦らず、根気強く、子供に合わせた方法で薬を飲ませてあげましょう。

そして、薬を飲めた時は、たくさん褒めてあげることが大切です。

この記事が、薬嫌いのお子さんを持つ親御さんの参考になれば幸いです。

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