【2024年最新版】GW中の事故、水場での事故にも注意!2023年事故の事例も紹介

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中の事故、水場での事故にも注意!2023年事故の事例も紹介

GW(ゴールデンウィーク)は、家族でレジャーを楽しむ絶好の機会です。

しかし、楽しいはずの休日が悲劇に変わってしまうこともあります。

2023年の夏、全国で16人の中学生以下が水難事故で亡くなりました。その多くは、川での事故です。

子どもを守り、安全にゴールデンウィークを過ごすために、水難事故の危険性と、水辺で遊ぶ際の注意点について、わかりやすく解説します。

また、水難事故以外にも考えられる危険性や、ゴールデンウィークを安全に楽しむためのポイントもまとめました。

この記事を読んで、水難事故の恐ろしさを知り、子どもと一緒に安全に楽しい休日を過ごしましょう。

  • GWにおける事故の危険性を再確認したい方
  • 思い出に残るGWを過ごしたい方
  • 子どもに事故の危険性を伝えたい方

上記のような方は、ぜひ最後まで読み参考にしてください。

2023年水難事故の発生件数

Illustration of a little child sinking into the water.

2023年の水難事故、中学生以下16人が犠牲に

2023年の夏、全国で453件の水難事故が発生し、236人が命を落としました。中でも、中学生以下は16人が亡くなり、その多くが川での水難事故でした。GWはレジャーシーズンですが、水辺で遊ぶ際は十分な注意が必要です。

2023年度夏季水難事故の発生状況

項目件数前年比うち中学生以下前年比
発生件数453件-6件49件-1件
水難者568人-70人106人-14人
死者・行方不明者236人+8人16人+7人
参照:警察庁生活安全局生活安全企画課

場所別水難事故発生件数

場所件数前年比死者・行方不明者前年比
314人±0人106人-7人
河川203人-74人100人+12人
その他46人-35人30人-2人
参照:警察庁生活安全局生活安全企画課

水難事故の危険性!GWで子どもを守るために知っておきたいポイント

水難事故は、海や川といった水辺でのみ起こるわけではありません。身近なプールや池でも、思いがけない事故に繋がる可能性があります。特に小さな子どもは、水深や流れの変化に気づきにくく、大人よりも溺れるリスクが高いことを理解しておくことが重要です。

以下に、水難事故の具体的な例と、それぞれの状況で起こりやすい危険性を詳しく説明します。

1. 川での水難事故

注意点

  • 流れに流される
  • 深みにはまる
  • 岩や流木にぶつかる

上記注意点について詳しくみていきましょう。

  • 流れに流される: 川は場所によって水深や流れが大きく変化します。特に増水時や急流は、大人でも流されやすい危険な状況です。子どもは体格が小さく、水流に抵抗する力も弱いので、特に注意が必要です。
  • 深みにはまる: 川底には、一見浅く見えても突然深くなっている場所があります。このような深みに足を踏み入れてしまうと、立ち上がることができずに溺れてしまう可能性があります。特に、増水時には普段見えない深みが増えるため、より注意が必要です。
  • 岩や流木にぶつかる: 川には、岩や流木などの障害物が潜んでいます。水遊びに夢中になっていると、これらの障害物にぶつかり、頭を打って溺れたり、体に巻き込まれて流されたりする事故が発生します。

2. 海での水難事故

注意点

  • 波にさらわれる
  • 離岸流
  • 海中の生物

上記注意点の内容を詳しくみていきましょう。

  • 波にさらわれる: 海は天候によって波の状態が大きく変化します。特に高波や遠浅の場所では、思いがけないタイミングで大きな波にさらわれてしまう危険があります。子どもは波の力に抵抗する力が弱いので、大人よりも危険です。
  • 離岸流: 離岸流は、沖に向かって流れ出る強い水流です。泳ぎが得意な人でも、離岸流に巻き込まれると沖に流されてしまい、戻ることが困難になります。特に、子どもは体力も弱いため、離岸流に流されると助かるのが難しい状況になります。
  • 海中の生物: 海には、クラゲやサメなど、人を刺したり噛んだりする危険な生物が生息しています。このような生物に遭遇すると、パニックになって溺れたり、けがをしたりする可能性があります。

3. プールでの水難事故

注意点

  • ふざけて頭を打つ
  • 目を離す
  • プールの構造を理解していない

上記の注意点を詳しくみていきましょう。

  • ふざけて頭を打つ: プールは浅く安全なイメージがありますが、ふざけて遊んでいる間に頭を打って溺れる事故も発生しています。特に、飛び込み台や滑り台などの遊具を使用する際は、十分に注意が必要です。
  • 目を離す: プールには監視員がいますが、目を離した隙に事故が発生する可能性もあります。子どもから目を離さず、常に安全に気を配ることが大切です。
  • プールの構造を理解していない: プールによっては、水深や段差などが複雑な構造になっている場合があります。また、流れるプールの排水口には決して近づかないよう、子どもに教えるべきでしょう。過去に痛ましい事故もありました。プールの構造を理解していないと、思わぬ事故に繋がる可能性があります。

4. 池での水難事故

注意点

  • 足場が悪い
  • 水質が悪い
  • 周囲に助けを求める人がいない

上記の注意点を詳しくみていきましょう。

  • 足場が悪い: 池は底がぬかるんでいたり、滑りやすかったりするため、足場が悪く転倒しやすい危険があります。転倒して頭を打ったり、水中に落ちて溺れたりする事故が発生しています。
  • 水質が悪い: 池の水質は、プールや海よりも悪く、汚染されている場合があります。このような水質の悪い水に入ると、感染症にかかるリスクが高くなります。
  • 周囲に助けを求める人がいない: 池は人通りの少ない場所にあることが多く、周囲に助けを求める人がいない場合があります。万が一事故が発生しても、すぐに助けが得られない可能性があります。

GWに水辺で遊ぶ際の注意点

水辺での遊びは、子どもにとって楽しい思い出となる貴重な時間です。しかし、水難事故のリスクも伴います。

子どもを守り、安全に水辺で遊ぶために、以下の点に十分注意しましょう。

具体的な対処法やポイントなども解説しているので、水場に行く前にぜひ参考にしてください。

水辺で遊ぶ際の注意点

  • 子供から目を離さない
  • ライフジャケットを着用させる
  • 遊泳禁止区域にはいかない
  • 水の深さや流れに注意する
  • 複数人で遊ぶ

蒸気の注意点について、詳しくみていきましょう。

1. 子どもから目を離さない

これは、水辺で遊ぶ際の最も重要なポイントです。

子どもから目を離すと、思わぬ事故に繋がる可能性があります。

特に、小さな子どもは水深や流れの変化に気づきにくく、溺れるリスクが高いため、常にそばにいて安全を確認しましょう。

目を離さない具体的方法

  • 子どもと常に会話しながら遊ぶ
  • 子どもから10歩以内にいる
  • 子どもが水に入っている間は、他のことに気を取られない
  • 複数の大人で子どもを監視する

2. ライフジャケットを着用させる

海や川で遊ぶ際は、子どもにライフジャケットを着用させましょう。ライフジャケットは、溺れるのを防ぐ効果があります。

ライフジャケットの選び方

  • 体重や体格に合ったサイズを選ぶ
  • 安全基準を満たしているものを選ぶ
  • 子どもが自分で着脱できるものを選ぶ
  • 着用前に必ず動作確認をする

3. 遊泳禁止区域には行かない

遊泳禁止区域は、危険な場所であるため、絶対に立ち入らないようにしましょう。遊泳禁止区域には、以下の理由があります。

遊泳禁止区域の危険性

  • 水深が深い: 溺れるリスクが高くなります。
  • 流れが速い: 流されてしまう危険があります。
  • 底に障害物がある: 頭を打ったり、体に巻き込まれたりする事故が発生する可能性があります。
  • 水質が悪い: 感染症にかかるリスクがあります。

4. 水の深さや流れに注意する

水深や流れは場所によって異なるため、事前に確認しておきましょう。特に、子どもは水深や流れの変化に気づきにくいので、大人よりも注意が必要です。

水の深さの確認方法

  • 周囲の大人に聞く
  • 水深表示を確認する
  • 実際に木の棒などで確認してみる

5. 複数人で遊ぶ

複数人で遊ぶ方が、もしもの際に助け合いやすくなります。しかし、複数人が集まると「誰かが見てくれている」と油断した隙に事故が起こる可能性も高まります。

複数人で遊ぶ際のポイント

  • 誰かが自分の子どもを見てくれていると思わないこと
  • 子供から離れるときは必ず「見ててね」と誰かに一声かけるようにする
  • 大人同士が情報共有する
  • 万が一に備えて、救急箱を持参する

6. 泳ぎに自信がない場合は、無理に泳がない

泳ぎに自信がない場合は、無理に泳がないようにしましょう。特に、子どもは体力も弱いため、無理をしてしまうと危険です。

無理に泳がないための対策

  • ライフジャケットを着用する
  • 浅瀬で遊ぶ
  • 大人と一緒に遊ぶ

水遊び以外で子どもを持つ親が気を付けるべきこと

水遊び以外でも、子どもを持つ親が注意すべき点はたくさんあります。

とくにGWは、レジャーなどで親自身が楽しくなってしまい、話に夢中になって目を離してしまうなどの可能性が高まります。

事故が起きてから後悔することのないよう、この記事を参考に再度気を引き締めてください。

水遊び以外で親が気をつけること

  • 目を離さない
  • 迷子対策
  • トイレ
  • その他

上記4つの項目に分けて、具体的な対策をみていきましょう。

1. 目を離さない

子どもは好奇心旺盛で、一瞬の隙に思わぬ行動をとってしまうことがあります。特に、複数人で遊んでいるときや、人混みの中では、目を離さないことが大切です。

具体的な対策例

  • 子どもと常に手を繋ぐ
  • ベビーカーや抱っこ紐を使う
  • 子どもから目を離さない場所を選ぶ
  • 周囲に協力を求める

2. 迷子対策

子どもが迷子になってしまうと、親にとっても子どもにとっても大変な事態となります。迷子対策として、以下の点に注意しましょう。

具体的な対策例

  • 子どもに名前、住所、電話番号を教える
  • GPSの迷子タグを付ける
  • 集合場所を決めておく
  • 子どもから目を離さない
  • 人混みでは特に注意する

3. トイレ

子どもをトイレに1人でいかせるのは危険です。誘拐やいたずらなどの被害に遭う可能性があります。

具体的な対策例

  • 子どもと一緒にトイレに行く
  • トイレの近くに待機する
  • トイレに子ども用の個室がある場所を選ぶ

4. その他

    • 車に子どもを置き去りにしない
    • 車内は熱くなりやすいので、エアコンを適切に使用する
    • チャイルドシートを使用する
    • 薬を子どもの手の届かないところに保管する
    • 薬の飲み方を子どもに教える
    • ライターやマッチを子どもの手の届かないところに保管する
    • コンセントにいたずらできないようにカバーをする
  • 高いところ
    • 子どもが登れるような家具を置かない
    • 窓には網戸を取り付ける

ここまで紹介したようなことは、親の注意ひとつで事故を防げることです。

GWを楽しい思い出にするために、親は常に子供の安全に気を配るようにしましょう。

子どもに教えること

子どもが自分で危険を回避できるように、以下のことを教えることも大切です。

ある程度話が伝わる年齢になったら、子どもに注意するべきことを教えるようにしましょう。

子どもに教えるべきこと

  • 自分の名前、住所、親の電話番号
  • 助けを求める方法
  • 知らない人にはついていかない
  • 危ないと思ったら逃げる
  • 子供だけで水場にいかない

まとめ

この記事では、2023年の水難事故に事例に基づいて、水場の危険性や楽しく遊ぶための対策などを詳しく解説しました。

2024年のGWが始まり、4/27には早速水難事故が発生しました。今年も非常に暑い連休になる予報のため、水遊びを考えている方は多くいることでしょう。

この記事を参考に、水場で遊ぶ危険性やその他に親が気を付けるべきことをおさらいし、楽しい思い出が残るGWをお過ごしください。

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